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高知県立大学総合情報センターは、高知県立大学図書館、高知短期大学図書館、高知県立大学情報処理センターの統合により、2002年4月に発足しました。
図書館の管理、運営、図書館資料の収集、整理、保存、閲覧、調査及び情報処理施設の管理、運営を行い、教職員及び学生の情報処理に関する教育、研究の支援を行うとともに、地域社会の図書館活動及び学術情報システムの確立に協力し、地域の発展に寄与することをめざしています。
当センターは、高知女子大学・高知短期大学情報処理センターとして1988年にスタートしました。その後、2002年に高知女子大学・高知短期大学附属図書館と統合し、高知女子大学・高知短期大学総合情報センターへと拡充されました。2011年には、法人化・男女共学化が行われ、高知県立大学・高知短期大学総合情報センターとなりました。さらに、2020年4月の高知短期大学廃止に伴い、現在の「高知県立大学総合情報センター」として設置されています。
現在の当センターは図書館と情報処理施設から構成され、本学の教育・研究活動の支援及び地域社会への貢献を目的として、学術情報の収集・蓄積と発信、ネットワークシステムの整備・運用・管理といった本学の学術情報基盤管理の役割を担っています。
本学所蔵の図書資料の管理に関しましては、池キャンパス及び永国寺キャンパス双方で、本学の教育・研究の専門性を考慮した蔵書配架を行い利便性を高めるとともに、学術情報リポジトリを運用し、本学の学術活動の成果を学内外に公開しています。
情報処理施設及び関連サービスに関しましては、本学の教育・研究活動および事務組織の業務の基盤となる学内情報ネットワークシステムの整備や学外のインターネットへの接続環境の整備をはじめとして、無線LANへのアクセスポイントの提供、池・永国寺両キャンパスの約300台の学生用端末の管理(パスワード認証、セキュリティ対策)などのサービスを提供しています。
当センターは、変化する社会の動向を注視しながら、図書館関連サービスのオンライン化、無線通信環境の強化、データサイエンス教育・遠隔講義の展開を安定して支援できるよう、教育・研究活動のインフラとして蔵書構築方針に沿った適切な蔵書管理、レファレンスサービス、セキュアで安定したネットワーク利用環境の整備、図書館関連サービスのオンライン化、データサイエンス教育・遠隔講義の支援等を行っています。「書」と「デジタル」の融合の拠点を名とする総合情報センターとして、社会人の学び直しや生涯学習の充実など県民の学びを支える取組みも重要であると考えております。
総合情報センターの活動にご支援をよろしくお願い申し上げます。
高知県立大学 総合情報センター
センター長 五百藏 高浩